帯磁率測定装置 (日本カンタムデザイン製 SQUID MPMS-5S)
利用案内(広島大学利用者向け)

下記設備は大学連携研究設備ネットワークへ登録している全国学術機関共同利用装置です。

分類機器名メーカー・型式設置場所設備管理者簡易予約
その他 (工)SQUID
帯磁率
測定装置
Quantum
Design
MPMS-5S
大学院
工学研究院
福岡 宏 簡易予約
リンク

以下の案内に同意の上、ご利用下さい。

概要

○帯磁率を測定する装置です。
○測定磁場範囲は、-5T (50000 G) から 5Tです。
○測定は、2Kから400Kまで可能ですが、350Kを超える温度で測定する場合は、事前に設備管理者にご相談下さい。
○5000 Oeを超える磁場で測定を行う場合は、必ず事前に設備管理者にご相談ください。
(液体ヘリウム残量によっては、強い磁場をかけることができない場合があります。)
○測定データは、必ず使用者がコピーを作成のうえ、保管してください。測定用PCのデータは、古くなったものから順次消去します。
(ハードディスク容量確保のため。)

装置を初めて利用される場合

○自然科学研究支援開発センター(以後N-BARD)低温・機器分析部門物質科学機器分析部に登録されている他の装置と同様,本装置の利用には、毎年度、利用申請書をご提出いただく必要があります。
○利用にあたり相互利用(直接測定)及び依頼測定の予約は,大学共同利用機関法人・自然科学研究機構・分子科学研究所にて管理されている予約システム「大学連携研究設備ネットワーク」にて行って下さい。( 利用のための学内手続き をご参照下さい。)
○必ず設備管理者から使用方法や注意点についての講習を受けてから、使用してください。

相互利用(直接測定)

予約について

○予約をしてから利用してください。各種料金については上記設備の大学連携研究設備ネットワーク 利用可能研究設備詳細 利用料金にてご確認下さい。
(祝日も予約可能です。*センター業務の都合により予約不可能な場合があります)
○利用予定2時間前までは無償でキャンセルできますが,その後は原則100%のキャンセル料が発生しますので,ご注意下さい。

予約単位1時間単位での予約が可能です。
必要な時間を予約して下さい。

○部屋の鍵は、第三類事務室(A4棟 121室)で借りてください。
○平日の21:00~翌8:30までと、土,日, 祝日は、建物の入口がロックされ、職員証・学生証等がないと建物に入れません。キーをお持ちでない方で、この時間に入室の必要な方は、事前に管理者へご連絡ください。

利用について

○使用に際しては、常に装置内の液体ヘリウム残量に留意してください。液体ヘリウム残量が60%を切ったら磁場を5000 Oe以上かけてはいけません。また、液体ヘリウム残量が40%を切ったら、測定禁止です。
○緊急に液体ヘリウム、液体チッ素をトランスファーしなくてはならなくなった場合には、測定を中断して頂くことがあります。
○使用申込書に、必要事項を漏れなくご記入のうえ事務室までご提出下さい。
(支払い責任者の印は不要です。)
○備え付けの使用簿に必要事項の記入をお願いします。
○装置にトラブルが発生した場合には,速やかに設備管理者又は当施設関係者へ申し出て下さい。
○過失による装置・備品の破損や不具合の発生に対しては,修理費を請求することがあります。

依頼測定

○依頼測定を行う場合は予約を取る前に必ず設備管理者と打ち合わせを行ってください。
○依頼測定では測定のみ行います。解析は含まれません。
○試料の様体によって、測定をお断りすることがあります。

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